★子だくさん(9児)パパによる、大家族・子育て(育児)にまつわる色々な役立つ情報★

これまでの、保育士として、また、子だくさんの父親としての経験が、少しでも世の中のパパ・ママたちに役立てて頂ければ幸いです。

『怒る』と『叱る』。似ているけど全然違うんです。

子どもが何かいけないことをしてしまった時、
親は子どもを叱るものですが、それは本当に『叱って』いますか?

 

『怒って』いるだけになっていませんか?💦
そもそも、そういった意識が持てていますか?(^^ゞ

 

怒る=相手に自分の感情をぶつける(自分のため)

  

 

  

 

叱る=相手に成長・改善の気付き・機会を与える(相手のため)

  

 

  

 

簡単に言えば、このような違いかと思います。

具体的には、下表の通りです。

  

 

 自分自身の経験から・・・

この話に関して、自分自身、すごく反省した出来事がありました。
今、小3の娘が3歳くらいだった頃、お風呂でのこと。

 

細かいことは覚えていないのですが、なぜかすごくイライラしてしまい、
八つ当たりのような感じで、その娘に怒鳴ってしまいました。

案の定、大泣きしてしまったのですが、その時に、

娘が「とうちゃん、ごめんね」と大泣きしながらもすぐに謝ってきました。

 

自分が悪いことをしてしまったんだ、と
素直に受け止めたように健気に謝ってきたその姿にハッとなり、

「別にそんなに怒ることでもなかったのに…自分(娘)が悪い訳ではなかったのに…」と すごく反省し、逆に娘に何度も何度も謝りました(T_T)

  

  

これはまさに、『怒った』状態で、自分の都合でしかないですよね(>_<)

 

 叱る時に注意しなければならないこと

ただ、『怒る』のではなく、『叱る』ようにするにしても、
気を付けないといけないことがあります。

 

①『なぜ叱ったか』の理由も合わせてきちんと伝えること

②その時のことだけについて叱る(過去のことを掘り返したり、
 直接関係ないことまで絡めてグダグダ言わない)

③その時の行動だけを叱る(性格、人間性自体は否定しない)

④子どもへの愛情が伝わるように、抱きしめたり、優しい声かけをしたり、「ちゃんと話が聴けたね。偉いね。」等、叱っている中での子どもの様子を少しでも認めて褒める

 

それと、いくら意識していても、親も人間。
つい『叱る』ではなく、『怒って』しまうこともやっぱりあると思います。

 

そんな時は、すぐにその子に素直に謝りましょう。
その姿勢が、子どもの素直さにもつながっていくと思います(*^_^*)

 

また、わかってほしいのに伝わらないのがもどかしくて、
つい「〇〇のことを思って言ってるのに・・・」と子どもに言ってしまいがちですが、
それが本当に子どもの為なのか?それとも自分の気持ちの為になってしまっていないか?
その都度、立ち止まって考える習慣をつけることが大事ですね(*^▽^*)